下界日記 (diary)

下界日記:子育てと山登り

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下界日記

山に登らない日=下界で過ごす日の日記。  毎日感じたことや学んだこと、ただの日記的なものなど… 頭の整理のため、気がむくままに更新。

 
おはようございます☀ 3月26日の下界日記です。  
 
 
子供たちが春休みに突入する時期になった。
子供がいない私には無関係…な話のようで、実はちょっと関係してくる話。
 
 
その理由は2つあり、
ひとつめは仕事上でのこと。
 
登山店で働くわたしだが、月に2回ほど、店頭でのクライミング体験のインストラクターとして子どもたちと関わっている。
 
春休みは、そのクライミング体験が一層賑わう。
 
1日に20名ほどの子どもたちにクライミングを教えていると、楽しくて1日があっという間にすぎる。
 
同じ年齢の子どもでも、性格や身体能力や保護者の関わり方で、上手に登れる子もいれば登れない子もいて、それぞれに合わせてどんな風に声をかけたら届くか、子どもの反応を見ながら工夫するその時間がわたしはとっても楽しい。
 
はじめはできなかった子も、たった30分の体験時間の中でグンと成長する場合も多い。そんな成長の場面を見るたびに、感動する。
 
 
 
 
そしてふたつめの理由は、甥っ子と姪っ子。
わたしには2歳年上の兄がいて、わたしと同じ年の奥さん、そして5歳の甥っ子と2歳の姪っ子がいる。
 
 
今年の春休みは、公務員として共働きをする兄と奥さんに代わり、5歳の甥っ子の子守役として任命された。
 
合計8日の子守。昨日、2日目の任務を終えた。
 
 
昨日は雨だったためお出かけもせず家で遊ぼ~!と予定を立てていた。テレビの前にクッションを移動し、二人で寝転びながらお菓子を漁り、ディズニー映画を見る。こんな風に1日過ごせたら最高やん~と思っていたわたしだが、5歳の男の子とはそうはいかない。
 
甥っ子は映画に飽きたらおもちゃを引っ張り出してきて、わたしが居眠りしそうになるとたたき起こし、おままごとの相手を求めてきた。
 
 
可愛い甥っ子がいつまでわたしに遊び相手をねだってくれるのか… そう思うと眠たい目をこじあけてでも一緒にお買い物ごっこをしたい。
 
眠たさと甥っ子の可愛さに葛藤しながら朝・昼を過ごした。(ごめんよ、オバは低気圧のせいで眠気がすごいねん…)
 
 
夕方、雨あがりの隙をねらって、公園にもでかけた。
エネルギーがありあまっている甥っ子と、おにごっこをする。公園でいちゃつく学生カップルの冷ややかな目線も気になりつつ、こっちも本気でやる。
 
雨上がりのぬかるんだ公園で、二人で駆け回った。
 
 
そして18時になり兄が帰宅。わたしの任務も終了だ。
 
 
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クライミングに来てくれる子どもも、甥っ子姪っ子も、本気で向き合うと相当な体力を使う。ふだん山登りで使う体力とは、別の次元の体力だ。
 
 
ただ、わたしにとってその時間は任務のようなもので、ゴールがちゃんと見えてる。そういった意味では山登りと一緒だ。楽しい時間をめいっぱい過ごし、終えたら家に帰り、ひとりの時間がまってる。
 
世の中のお母さんとお父さんはそうではないんだと思うと、子育てをしている人には頭があがらない。
 
 
「子どもを授かりたいかそうでないか」なかなか答えを見つけられないわたしとパートナーだが、日ごろこうやって子どもと関われる貴重な時間を大切にしたいな…といまは思う。
 
 
 
 
 
 
 

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