北アルプス

3日目|5月末 残雪期の北アルプス 蝶が岳→横尾→下山。ライチョウたくさん!

ベースウェイト 6.5

 

 

 Fahe

1日目は寒くて寝れなかったのに、とある仮説にたどり着き、2日目さらに薄着でシュラフに入ったわたしは果たしてぐっすり寝られたのか?そんな、最終日の記録です。

3日目のコース 蝶が岳→横尾→上高地でゴール。

1日目は上高地から徳沢まで2時間歩くだけの超のんびりな行程。2日目は徳沢から長壁尾根を経て、蝶ヶ岳でテント泊。最終日の3日目は蝶槍に立ち寄り横尾を通って上高地まで。今日はそんな最終日のブログです

蝶が岳→蝶槍(0:40)→横尾(3:30)→休憩(1:00)→徳澤園(0:50)→上高地(1:50)=合計8時間

最終日の朝

「朝日がでてるよ~~!」という仲間の声で起きたわたしは、シュラフの中で丸まっていた体を伸ばし、テントから出る準備をした。

 

テントから出てみると、雨とガスでなにも見えなかった昨日の景色からは想像できないくらい、一面に雲海が広がっていた。

雪がすこし積もっていたのをみて、気温もそれなりに下がっていたんだな、どうりでやっぱり寒くて寝られなかったわけか~。と、納得。

さてさて、今日の朝ごはんもテント内で各自済ませることに。

 

わたしは今日も、代り映えなくチキンラーメンとパン。しっかり食べて、7時に出発!

蝶が岳には雷鳥がいーっぱいいました

蝶が岳から蝶槍(標高2,660m)を目指す

 
この尖がりが蝶槍

 

最終日は無事に晴れてくれて、絶景もすぐそば、朝の空気が清々しい~

このあたりは積雪もなく、アイゼンなんかも必要がなくてほんとに気持ちよく歩くことができた。

蝶槍のTOPの文字

 

40分ほどで蝶槍に到着。少しだけ休憩したら、次は横尾を目指して下山をはじめます。

標高2,600mほどの蝶槍から、北アルプスの壮大な景色に感動しながら下山を続け、だいたい2,000mほどにある樹林帯まで下ってくると、また積雪が現れた。

平坦な場所をみつけ、アイゼンをつける。

 

気温が上がり、雪がまた溶け始めていて、滑りやすく、踏み抜きも多い。集中しながら慎重に数時間を下っていった。

11:30 横尾に到着!お昼休憩

蝶が岳を出発してから計4時間ほど、集中力が切れてきたな~というちょうど良いタイミングで横尾に到着。お腹も減ってきてたので、横尾山荘でお昼ご飯を食べることにした。

めちゃくちゃキレイな横尾山荘

 

わたしは山菜うどんを。(ほかにもカレーやラーメンがありました)

おいしかった~

 

少しのんびり過ごしました🌷

徳沢・上高地へ向けてラストスパート(ここからが長い…)

横尾を出たら、平坦な道をひたすら3時間。おしゃべりしたり、写真を撮ったり、各々がそれぞれの過ごし方でハイキングをした。

ニリンソウの道をひたすら歩く
静かで平和な森の中も歩く

3時間。なかなか長いこの道。ちょっと飽き飽きしながらも、いろんなことを考えられる良い時間でもあった。

15:00 上高地河童橋に到着

河童橋に到着すると、あたりは修学旅行生や観光客の方たちで賑わっていた。山の中と、あまりにも違うこの雰囲気。あ~無事に戻ってきた~~~という達成感が溢れてきた。

ソフトクリームで乾杯をし、バスの時間を待つことに。

「上高地、良い場所だったな~」と、しみじみ感じながら、特等席のベンチでぼんやり過ごした。

 

 

以上、3日間に及ぶ登山日記でした。ほとんどが、わたしの「寝られるか問題」にフォーカスしてしまいましたが、初めての残雪期の北アルプスでの経験、いろんな発見があって、濃い3日間となりました*

 

また早く行きたくて仕方がない!これぞ北アルプスの魔物ですね~🌷おしまい

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