山登り

冬の明神平登山へ。明神岳でアイゼンとスノーシュー、そり滑りで大満喫

 Fahe

今回は明神平へ遊びにいったときの野帳です✎
アクセスなどの詳細は記事の最後にわかりやすくまとめてます。

2023年1月。近畿の雪山を探す

登山仲間たちと、近畿の雪山にスノーシューをしにいこうという計画をたてた。
スノーシューは登山仲間の一人が貸してくれることに。

あとはもっていた10本の軽アイゼンをバッグにつめて、準備OK!

だが天候が怪しく、肝心の場所が決まらない。

 

LINEグループでは「今回はあきらめてまた別の機会にしよう~」という声もあったが、
ギリギリまで天気アプリとにらめっこをした結果、まだ天気ももちそうで積雪量も十分にありそうな「明神平」に行き先は決まった。

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「明神岳・明神平とは」
明神岳(みょうじんだけ)は、奈良県川上村・三重県松阪市の二つの県にまたがる、標高1,432 mの山。台高山脈の主稜を構成する、関西百名山・奈良百遊山の一つです。
キャンプ泊でも人気のよう。

当日…

今回の山行は8名。わたしたちは3台の車に分かれ、現地集合とした。

 

集合場所は、今回登山口となる「大又林道終点」。
登山口が近づくにつれ、車道の凍結も厳しくなりスタッドレスが必要な状態。

 

窓からみえる雪景色に体がソワソワしてくる。車から流れるフォークソングと雪に包まれた田舎の街並みが無性にマッチし、なんかノスタルジー。

 

ナビでは出てこない集合場所だったためプチハプニングも起き、3台ともの車が集合できたのは予定よりも30分ほど遅れてだったが、駐車場で準備も終え、10:00を少しまわったころに登山スタート。

 

登山口からの20分ほどは舗装路だが、やはりこの季節はアイゼンなしではすぐに厳しくなった。ということで登山開始後10分ほどでアイゼンを装着。

 

数か所の渡渉を超え、のんびり上ること2時間半ほど。ようやく明神平へ到着。あずまやでそれぞれ持参したランチを食べる。

お昼ごはんtime。お湯が沸かない。

わたしは、この気温でなにを思ったのか、固形燃料をひとつだけもっていった。

 

果たしてお湯は何分で湧くのか、むしろちゃんと沸騰してくれるのか、実験の意味もあったのだが、その実験はみんながそろそろ食べ終わる頃に諦める結果となり、見かねた先輩がジェットボイルでお湯を沸かしてくれた。

 

やはりこの気温でのお湯の確保は、

 

保温ボトル > ジェットボイル  > バーナー

が早い!!!ちなみにバーナーに関しては、寒冷地用のガス缶や、寒冷地でも安定して使えるマイクロレギュレーターを搭載していなくても、このくらいの気温(0℃~2℃)で低山であれば問題なくお湯は沸かせた。

ごはんの後は、明神岳へスノーシューとヒップそり!

ごはんを食べたあとはアイゼンの代わりにスノーシューに履き替え、明神平→明神岳を目指す。

 

明神岳からはヒップそりで明神平までシュー―――っと戻った。

 

 

まとめ:アクセスや登山ルート、近隣の温泉情報など

明神岳・明神平までの登山口とコース

明神岳に登るには、

三重県側からのコース、奈良県側からのコースの2つがあります。
 
 

三重県側からのコースは破線ルートとなるため、奈良県側からの「大又林道終点」という名前の登山口コースが一般的とされています。

大又林道終点登山ルートまでのアクセス

車でいくなら(駐車場やナビ情報)

南阪奈道葛城ICより大和高田バイパスの終点まで。「国道165号線」を桜井方面へ向かい、「国道166号線」より「国道307号線」へ、そして窪垣内交差点より「県道16号線」へを経て、「県道220号線」に入る。

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注意点

ナビではピンポイントにたどり着けないので、近くの「魚止の滝」や「やはた温泉」に合わせるのがおすすめ。そこまでくると、迷うことなくたどり着けるかと思います。

電車でいくなら

  1. 近鉄榛原駅(はいばらえき)よりバスで 15系統 東吉野村役場行き(所要45分)
  2. 東吉野村役場で乗り換え「コミュニティバスふるさと号」で大又バス停へ(所要30~40分)

下車後、そのまま林道を道なりに登っていきます。

画像名

注意点

バスの時刻は、平日で1時間に1本、休日は休行しているようですので、スケジュールの確認は必須です
バスの時刻表はこちら

トイレは?

登山口・登山途中、頂上にお手洗いはありません。

車でアクセスされる方は登山口の手前にいくつかある公衆トイレがありますので登山前にいっておくことがおすすめ。
(一番近い公衆トイレ→〒633-2443 奈良県吉野郡東吉野村麥谷)

山行中に催したくなった場合のために携行トイレをもっていきましょう~!

12月・1月・2月の積雪期はアイゼンも必須

わたしが訪れた1月の積雪だと、深いところで40cm~50cmはあったので、わたしは軽アイゼン10本爪をもっていきました。

尾根までは荒れた急登も多々でてくる明神岳。チェーンスパイクでもいけた!という声もたまに聞きますが、個人的にはチェーンスパイクでは不安な箇所がたくさんあったように思います。

近隣情報(温泉・コンビニなど)

「大又林道終点」登山口から車で12分ほど走ったところに、

ふるさと村という宿泊施設+食堂、その隣にやはた温泉というレトロな温泉があります。この温泉、入浴料も500円と安く、登山の帰りに立ち寄る人もたくさんいるようで、施設も綺麗に保たれていました。(定休日:火曜日)

 

わたしたちはこの日は寄らずに帰りましたが、次は寄ってみたいな~。

ふるさと村
やはた温泉

  ちなみにコンビニは30分ほど走らないとないので、行動食など早めにGETしておくことがおすすめですよ~

 

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